58162はLCDセルを検査するためのShorting Bar信号発生器です。FTPネットワークを介し、サーバから自動的にフロー設定ファイルをダウンロードすることができ、従来一台ずつ時間をかけてプログラムを更新する作業が不要となり、検査・生産効率を大きく上げることができます。さらにRS-232とUSBインターフェースを搭載し、AOIおよび光学測定システムとシステムインテグレーションすることによって広範な検査にも対応できるようになります。
58162は高い分解能(0.5us)を持ち、SourceとGateの出力波形を任意編集することが出来ます。高出力と高速スルーレートを持つ最大255ステップの波形出力、エンジニアリングモードによる波形の分析により、性能を正確に評価できる環境を提供します。リアルタイムに電圧と時間を調整する機能は生産ラインの最適な測定条件を得ることが出来ます。また、自動放電機能によって、静電気破壊の割合を下げ、パネルの歩留まりをより向上させます。58162のGate出力は16チャンネルまで拡張でき、次世代のa-Si/LTPSなどのパネルに対応できます。