(27012)
27012はLCMの高精度及び高コストパフォーマンス検査システムへのニーズに対応し、信号源と電源を統合したユニットによって、LCDモジュール検査に向けた完全なテストソリューションを提供します。
LVDS/TTL信号源(オプション) はデジタル標準信号に完全に対応しているほか、電源部はDC 24V, 12V, 5V, 3.3V出力が可能です。そのため、新たに外部電源を準備する必要がなく、そのままVDD/バックライトの電源関連のテストを実行することができます。さらに、ワンタッチキー操作のヒューマンインタフェースにより、簡単かつ高速にタイミング/パターンのプログラム編集、および自動/手動モードによる検査プログラムを実行することができます。
27012はLVDS信号検査の他、オプションとしてTTL信号ボードを追加することで、市販の各種パネル信号検査のニーズに対応します。さらに、実用性を配慮し16 種のタイミング、64 種のパターン、画像表示自動切替システムのほか、LCM検査に必要な機能を数多く搭載しています。また、PCアプリケーションソフトによるタイミング/パターンのプログラムの編集によって、各々の製品に適合した独自の検査プログラムを作成することができます。27012は信号源と電源を統合することにより、本製品を研究開発, 品質検証および保証, アフターサービス, 営業活動などLCM関連業務に幅広く応用できます。27012はUUTのLCDモジュールにおける標準信号発生器として、VGA~UXGAと1リンク/2リンクのデジタル信号出力をサポートしています。
入力電源についてはAC 100V~240V入力のほか、出力は市販のLCMモジュールのVddに必要なDC 12V, 5V, 3.3V、バックライト・インバータ用のDC 24V, 12V, 5Vに対応しています。さらにVdd電源オンタイミング制御が可能で、LCMの電源オンテストに対応します。
27012の本体のモードキーにより必要なタイミング/パターン及びプログラム切替えを行い、7段式ディスプレイに状況を表示できます。検査時は必要なタイミングを選択してから、モードキーでパターンモードに切り換えて、直接パターン切替えを行うことも、作成したプログラムによって検査を実行することもでき、状況に合わせて自動/手動テストを選択することができます。これらの簡単な操作方式と複合キー機能との組合せにより、簡単かつ高速のテスト環境を提供します。