クロマの5kHz 交流電源は高周波試験需要に対応します

02 Jul 2019

今日、多くの産業で50/60Hzといった通常のAC電源周波数を超える、より高い周波数で駆動する製品があらゆる種類のアプリケーションで使われているため、電気製品の試験には高周波出力に対応した電源が必要です。精密機器の制御信号、電子機器のノイズ干渉、電力網からの高調波歪みといった条件をシミュレートできなければなりません。

クロマの61507/61508/61509 交流電源はオプションによって5kHz周波数出力が可能であり、直流だけではなく単相や三相出力電圧をサポートすることによって前述したような製品の包括的な試験を実行できる環境を提供します。

Chroma 61509 AC power output 5kHz frequency waveform
▲61509の5kHz出力波形

高周波技術に関連するアプリケーションの大半は航空電子業界関連製品が占めています。航空電子製品の規格には交流および直流、単相および三相、高周波および低周波など、航空電気製品のシステムテストには多数の要求が存在します。これら多くの複雑な電源テスト要件に対応するため、クロマはアビオニクス規格専用のソフトパネルも提供しています。ソフトウェアは61507/61508/61509を含む61500シリーズ製品に対応しており、MIL-STD-704F、RTCA DO-160GおよびABD0100.1.8.1に対応しています。シンプルなGUIのため、複雑で次々と変化する航空電子の規格試験を効率的かつ迅速に完了することができます。

Soft panel test screens for avionic regulations
▲ アビオニクス製品向け規格試験ソフトパネル

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プログラマブル交流電源(多機能型) MODEL 61500シリーズ