Chroma 61509 アップグレードバージョン発売! 冗長化サーバーの電源入力テストに対応

13 Oct 2021

過去5年間、高速情報配信サービスによる世界のデータ転送量は20%増加、データセンター規模は10%以上増加しました。高密度データセンターの急速な発展に伴い、サーバーへの配電の重要性が益々注目されています。多くのITメーカーは、システムの消費電力の安定を確保するため、データセンターのサーバーキャビネットは冗長性電源仕様を採用しています。一般的なアーキテクチャには、N + 1、N + Nなどがあります。 冗長構成の本体で、主電源に障害が発生した際、システムの損失を回避するために、バックアップ電源を準備されています。例えば、サーバー電源3kWモジュールでのN = 2冗長電源構成は次の図のようになります。


▲N=2冗長化サーバーの電源構成

電源技術開発により、サーバーキャビネットの電力密度は5年間で2倍以上、サーバー電源モジュールの電力も3kW以上、さらに複数の電源モジュールを組み合わせた冗長性構成となっています。昨今、サーバーの電源装置は、電力テストの要件が大幅に増加しています。Chroma61509プログラマブルAC / DC電源は、AC / DC高電圧電源入力タイプや低電圧DC電源入力タイプなど、現在の主流のサーバー電源に適合したテストソリューションを提供し、多くの成功事例によりITメーカーに採用されています。Chroma 61509は、並列機能で最大5台の組み合わせによる、最大AC 30kVA またはDC 30kW出力できるアップグレードバージョンを発売しました。電源ユーザーの様々なサーバー電源仕様に対して、柔軟なアプリケーションを提供します。

Chroma 61509は、単相/三相出力、AC350V出力、最大周波数5kHz出力、PLD電力外乱シミュレーション(リスト、パルス、ステップモード)、ハーモニックおよびサブハーモニック合成などの優れた測定機能があります。 DC過渡試験に対しても、優れたDC補償性能と強力な静電容量耐性を備えたµSレベルの正確で安定したDC変化出力が可能で、サーバー電源試験ソリューションのより高い要求仕様も解決することができます。

Chroma 61509
▲Chroma 61509アップグレード並列機能(最大5台)

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Chroma 61509プログラマブル交流電源