EVワイヤレス給電自動テストシステム Model 8000

EVワイヤレス給電自動テストシステム
EVワイヤレス給電自動テストシステム
特長
  • SAE-J2954、GB / T38775規制に適合し、業界のニーズに適合する標準テスト項目を提供します
  • フレンドリーで、簡単な操作のソフトウェアを備え、製品開発のテスト時間と労力を大幅に削減します
  • 高精度でプログラム編集可能な多軸テストプラットフォーム
  • 多くの国で特許を取得したWPT地上発信器(GA)/車載側受信機(VA)センターキャリブレーションレーザーフィクスチャ
  • ワンストップWPTテストソリューション

Chroma WPTテストソリューションは、EVワイヤレス給電システムの相互運用性、性能と電磁放射のテストを提供します。 Chromaは、3.7kVAから22kVAまでのすべてのWPT電力レベルテストに対応できる一連の装置を提供します。 フレンドリーで操作が簡単なWPT電力テストソフトウェアと合わせて使用すると、ワイヤレス充電器の重要なパラメータを、高速かつ安全に、繰り返し測定し検証することができます。

▲ Chroma WPT テストシステム構成

ChromaのEVワイヤレス給電自動テストシステムは、SAE J2954のテスト要件を満足するWPT標準テスト項目を提供することができます。Chromaの自動化システムは、業界や規制の発展に応じて装置やテスト項目を拡張、およびアップグレードすることができるモジュール設計を採用しています。 Chromaは様々な全自動および半自動のWPTテストプラットフォームを提供します。被測定物の地上送信機(GA)と車両受信機(VA)を配置して、電気自動車の駐車位置のミスアライメントをシミュレートし、充電効率を測定することができます。

   WPTテスト項目

入力電力効果テスト

  • 入力RMS電流
  • 入力電力
  • 入力力率(GBT 38775.3-2020 8.3を参照)
  • 無負荷電力テスト
  • 入力ディップ/停電テスト (SAE J2954 9.1.7/p25を参照)
  • 入力電圧/周波数ランプアップ/ダウンテスト
  • 電流高調波(GBT 38775.3-2020 8.4を参照)
  • 入力電力歪みシミュレーションテスト(SAE J2954 9.3.5/p28を参照)

出力電圧制御精度

  • 直流出力電圧(QC/T 895 6.5.5を参照)
  • 直流出力電流(QC/T 895 6.5.5を参照)
  • 直流出力電力(QC/T 895 6.5.5を参照)
  • ピークツーピークノイズ(QC/T 895 6.5.4を参照)
  • 実効値ノイズ(QC/T 895 6.5.4を参照)
  • オーバーシュート電圧

効率とミスアライメント距離の測定
(SAE 2954 14.3.1 &GBT 38775.3 8.2を参考)

  • X軸ミスアライメント距離効率測定
  • Y軸ミスアライメント距離効率測定
  • Coil Gap距離効率測定

出力電圧制限と電流制限テスト

  • 過負荷(過電流)保護 (GBT 38775.3 8.8.1を参照)
  • 過電圧保護 (GBT 38775.3 5.8.9を参照)
  • ショートテスト (GBT 38775.3-2020 8.8.2 を参照)

電圧/電流の安定性試験

  • 電圧安定性 (QC/T 895 6.3を参照)
  • 負荷安定性 (QC/T 895 6.5.2を参照)
  • 電圧/負荷統合安定性

特別試験(カスタム化)

  • 磁場強度測定 (GBT 38775.4 / SAE 2954 10 P29を参照)
  • 被測定物の表面温度 (GBT 38775.1-2020 10.4.2を参照)
  • FOD測定 (GBT 38775.3 5.8.5 / SAE J2954 15を参照)

  EV WPTテストプラットフォーム

ワイヤレス給電の利点の1つは、充電インフラ施設と車両の位置合わせの柔軟性です。仕様範囲内のズレであれば、車両を正常に充電できます。ただし、効率と安全性を向上させるためには、地上送信機(GA)A車載受信機(VA)は、ある程度の位置合わせが必要です。 Chromaが提供するXYZ自動テストプラットフォームは、さまざまな位置と高さをプログラムし、GAとVAの効率を自動的にテストできます。そのため、製品のテスト時間が大幅に短縮されます。
Chroma WPTテストソリューションは、プロトタイプサンプルの開発設計テストや完成品の車載統合テストなど、ワイヤレス充電器の各段階のテストと運用に適合します。プラットフォーム上でも車載テストでも、Chromaは多くの国々にて特許取得済みのレーザーアライメントフィクスチャを提供します。ユーザーがGA / VAの中心位置合わせを確実に実行し、最大効率のポイントのテストを迅速かつ正確に行うことが可能です。

▲ EV WPTテストプラットフォームのイメー

▲ 多国の特許取得済みレーザーアライメントフィクスチャ

  WPT FOD Test Fixture

ワイヤレス給電は電磁界による無線エネルギー伝送にて充電します。充電過程に金属の異物が侵入すると、電磁界が金属を急速に加熱して高温を発生させ、火災を引き起こす可能性があります。安全のため、充電器はGAとVAの間に金属異物を検出すると、すぐに電源を遮断するように設計されています。このテスト条件のために、Chromaが提供するWPT FOD機能テストプラットフォームは、ネジ、コイン、カギなど様々な小型金属などの異物位置をプログラミングにより自動で移動し、充電器のFOD機能を検証します。

  WPT電源テストソフトウェア

Chroma 8000自動テストシステムは、上記のすべてのテスト項目を実行でき、お客様のニーズに応じて、いつでも拡張できます。製品の全機能電気テストを実行する生産ライン、品質保証、研究所などの部署に適しています。さらに、Chromaは製品開発の初期段階でEV WPTテストアプリケーション専用のWPT電力テストソフトウェアを提供します。操作はシンプルで直感的であり、電力/負荷/ WPTプラットフォームなどの装置を同時に制御できます。また、リアルタイムにデータチャートを表示、記録し、テスト終了後に即時にレポートを生成できるメリットがあります。初期開発段階での入出力特性と効率テストに適しています。


▲ WPT電源テストソフトウェア

 

便利なモニタリング – リアルタイムのデータ表示

 

データ記録を遡り– データ表、2D/3Dチャートを記録


▲ データ表

▲ 2Dチャート

▲ 3Dチャート

 

レポートの編集不要 - テスト終了後、即時レポート生成


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