Chroma CCS EV充電測定システム、アメリカ電気自動車メーカーに採用

02 Nov 2020

世界の電気自動車市場は急速に成長しており、充電ステーションの建設もますます普及しています。現在市場の主流となる充電規格は日本のCHAdeMO、中国のGB/TとヨーロッパのCSSです。その中でCCSハイブリッド充電システム(Combined Charging System)は、欧米の有名な車メーカー(GM、Ford、Chrysler、Audi、BMW、Benz、VW、Porsche)によって推進され、そのインレットは、交流(AC)と直流(DC)を統合しているため、車両の充電インターフェースが占めるスペースを大幅に削減でき、その影響は徐々に拡大しています。

この背景の下、ChromaのCCS充電測定システムは国際標準試験に準じ、電気パラメータ標準テスト項目、テストケースとカスタマーサービスを提供します。これにより、アメリカの大手電気自動車メーカーに採用され、充電機能テスト用の生産ラインの最後(End of Line)に採用されました。この自動車メーカーは、昨年9月に最初の電気自動車を正式に発表し、今年の第2四半期にて販売開始予定です。この電気自動車は高電圧/高電流特性により、20分で480キロメートルを走ることができると言われています。

Chromaのシステムは、事前にテスト項目を編集し、1つのキーですべてのテストを完了し、レポートを生成します。また、トレーサビリティ制御(トレーサビリティ)の実現によりテスト効率を大幅に向上させるとともに、電気自動車の充電性能を工場出荷前にチェックできます。

充電基準の統一は、グローバルな電気自動車の開発を支援する上で重要なマイルストーンであり、自動車メーカー、充電ステーション、充電チャックなどのメーカーの市場に大きな影響を与えます。Chromaは電気自動車の分野に深く関わっており、設計から量産まで、車両全体の上流および下流まで、すべてのテストソリューションを提供します。

ご興味ある方はぜひ気楽にご問い合わせください。


▲Chroma 8000 CCS EV充電測定システム

電気自動車向け充電相互運用性自動検査システム
Chroma 8000