仕様を一新!将来のゲーミングモニターに向けた独自のテストソリューションを開発

28 Jun 2022

近年、COVID-19の流行により、生活や家庭での過ごし方が変化しています。ゲームを通じて人々の社会的な距離を縮めることができることから、ゲーム業界の人気が加熱しています。また、人々は4K、8K、さらに高い解像度を求め、スムーズなゲーム体験を期待しています。

Chromaは新しい高解像度、高フレームレートのモニターに対応したゲーミングモニターテストモジュールA223814を発表しました。A223814は最大10Kまでの分解能出力に対応し、Gaming-VRR、QFT、ALLMなどのテストモードを含んでいるHDMI 2.1aバージョンを搭載しています。また、HDR10、HLG、HDR10+、Dolby Visionに対応した豊富なテストグラフィックスを搭載し、カラーアナライザーと組み合わせることで、お客様に汎用性と柔軟性の高いテストソリューションを提供し、生産効率の向上を支援します。

VRR検査

ゲーム映像の急速な変化の要求に対応するため、フレームレートは通常随時変化し、VRRは画像の遅延、ジッター、スタッター、スクリーンティアリングを低減または排除します。

VRR (Gaming-VRR とも呼ばれます) は、可変リフレッシュレート (Variable Refresh Rate) であり、A223814はSaw、Ramp、SquareとArbitraryの4種類の検査モードを内蔵し、20Hzから480Hzの間でフレームレートを任意に調整することができ、ゲームプレイ時にディスプレイ上で様々な更新速度をシミュレートすることが可能です。Arbitraryモードでは、検出に必要なフレームレートと維持期間のパラメーターを、ユーザーが自由に組み合わせて設定することができます。

Dolby Vision検査

様々なDolby Visionの測定パターンを内蔵し、利用者が測定物のDolby Vision機能を素早く確認できます。また、12-bit色深度とRec.2020色域をサポートし、明るさ、コントラスト、色彩、シャープネスなどに着目し、画像出力に沿ったカラーチェックチャートを提供します。

QFT検査

QFT(Quick Frame Transport)モードでは、FVA(Fast VActive)パラメータを1~16セグメントまで調整でき、VRRモードと組み合わせることで、幅広いテストアプリケーションを実現することが可能です。また、ALLM(Auto Low Latency Mode)は、ALLMの検出状態をOSDで表示し、ウィンドウの位置も自由に変更でき、テスト中に画面がどのように変化しているかを容易に確認することができます。

上記機能以外、A223814は最大48Gbpsのトラフィックを持つFRL(Fixed Rate Link)ビデオ伝送モード、伝送エラー制御のためのFEC(Forward Error Correction)技術、DSC(Display Stream Compression) ビデオストリーミング圧縮方式と多彩な広色域:Adobe RGB / BT.2020-YC / DCI-P3 RGB / BT.2020-RGBなども搭載しています。詳細情報は下記リンクからご確認をお願い致します。

 

Chroma A223814 HDMI 信号モジュール
Chroma A223814ゲーミングモニターテストモジュールは最新Gaming-VRR、QFT、ALLM技術を搭載し、カラーアナライザーと組み合わせることで完全なテストソリューションを提供いたします。

詳細は下記オンデマンドWebinarからご確認をお願い致します。

Built for Future Gaming Display Webinar