EVSE向け普通充電自動検査システム
(試験条件とパラメータを入力するだけで試験可能)
普通充電器はOBC (On-Board Charger)経由で、AC/DC変換後に車載バッテリーを充電します。クロマのEVSE向け普通充電自動検査システムは多様な出力電力及び通信インターフェースを提供し、様々な電力仕様、通信プロトコルの充電器の評価が可能です。
普通充電EVシミュレータ
- 車両側の充電回路を模擬し、普通充電器の評価が可能 充電プロセス模擬、PE遮断試験、CP(Control Pilot) 信号遮断/地絡試験、CC(Connection Confirm) 信号遮断、抵抗値異常模擬試験等
- 規格SAE J1772、IEC 62196、GB/T 20234コネクタに対応
- RB/RC抵抗値模擬可能
- CP信号測定可能
- 同期トリガー信号:StateB、StateC、StateD、Sync1、GND_Syncを準備
EVSE向け急速充電自動検査システム
急速充電では、高出力の電力を直接バッテリーに充電するための安全を考慮した設備及び通信技術が各規格で定められています。クロマは各規則で定められた急速充電規格に対して、ソリューションを提供しております。
CCS 急速充電EVシミュレータ
- 車両側の充電回路を模擬し、急速充電器の評価が可能充電プロセス模擬、PE遮断試験、CP(Control Pilot) 信号遮断/地絡試験、CC(Connection Confirm) 信号遮断、抵抗値異常模擬試験等
- 車両とのPLC通信を模擬が可能(ISO 15118、DIN 70121/22準拠)
- 規格IEC 62196-3 Appendix EE (CCS1)、IEC 62196-3 Appendix EE (CCS1)、Appendix FF(CCS2)コネクタに対応
- RB/RC抵抗値模擬可能
- 同期トリガー信号:StateB、StateC、StateD、Sync1、GND_Syncを準備
CHAdeMO EVシミュレータ
- CHAdeMO 0.9/1.0/1.2に対応
- ユーザー試験条件に合わせ、カスタマイズ対応が可能
- シミュレータと充電器間の制御信号及びCAN信号のモニタリングが可能
GB/T 急速充電EV & EVSE シミュレータ (2 in 1)
- GB/T規則に従い、車両の充電プロセスを模擬し、急速充電器の評価が可能
- GB/T規則に従い、急速充電器の充電プロセスを模擬し、車両の評価が可能
- インレットとの接触不良の模擬が可能
- R4/R5抵抗値模擬が可能
通信インターフェース・シミュレータ(80618)
- 制御用ソフトウェアよりイーサーネット経由で制御
- 4チャンネルのCAN 2.0B インターフェース(標準フォーマット及び拡張フォーマットに対応)、1チャンネルのRS232及びRS485インターフェースを準備
- GB/T27930に対応可能。SAE-J1939に従い、メッセージ受送信及び時間記録が可能
- DI(16ビット)及びDO(16ビット)を準備。制御用ソフトウェアよりDOを制御及びDIステータスを読み取りが可能。GB/T27930に合わせ、メッセージを受送信時にDO出力の制御が可能
- Ext-BUSにA806110を接続し、2チャネルのI2C/SMBus通信が可能I2CインターフェースはSlave設定が可能。尚、I2C clockは1MHz(Port1)/400kHz(Port2)まで
移動式充電器評価ソリューション
クロマは移動式評価ソリューションの提供がおこなっております。移動式充電器評価システムを使用することにより、各地域に設置された充電器の日常点検が可能です。
各充電規格に対応した試験項目を準備
クロマは各充電規格の試験項目に対応したソリューションを提供しております。Chroma ATS8000を利用して、SAE、CNS、NB/T、GB/T、ISO、IEC、DIN、CHAdeMO等の規格の電気特性試験が可能です。