大量生産・マルチサイト試験向けに設計されたChroma 3200ハイスループット・システムレベル試験(SLT)プラットフォームは、モジュール式アーキテクチャとカスタマイズ可能な試験環境を備え、複数世代の製品に対応しながら、アップグレードや機種切替に要する時間とコストを削減します。
3200は、高速かつ高精度なデバイスの搬送・配置を実現する精密ロボットハンドリングシステムを搭載しています。最大12kWの高出力サーマルエンジンと専用コンタクトモジュールを組み合わせた温度制御アーキテクチャにより、放熱性能を高めながら新製品への切替コストを低減します。また、強化されたフォースメカニズムにより1サイトあたり最大650kgfの加圧力を実現し、ソケットとDUTそれぞれに独立して力を加えることで、確実な接触と均一な熱分布を維持します。
さらにスループットと試験品質を高めるため、3200にはCVOT(Chroma Virtual Operation Tool)が搭載されています。実証結果によれば、従来のSLT手法と比較して、再試験歩留まりが最大8%向上し、ソケット寿命の延長、および試験サイクルの約10%短縮が確認されています。
ローディング・アンローディングモジュールはシングルロットおよび混合デュアルロット試験の両方に対応しており、生産の柔軟性を高めます。インテリジェントメンテナンス機能には、自動ソケットクリーニングおよびホットスワップ対応モジュール保守(オンストリームメンテナンス)が含まれ、生産を中断することなく、個々のサイトを保守のためオフラインにすることが可能です。これにより、連続的かつ効率的な稼働を支援し、設備総合効率(OEE)を向上させるとともに、オペレーターの作業負荷を軽減します。