LEDドライバ用プログラマブル直流電子負荷 Model 63110A/63113A/63115A

  • CE Mark
LEDドライバ用プログラマブル直流電子負荷
特長
  • 定格電力:100W×2/300W
  • 電圧範囲:0V~600V
  • 電流範囲:0A~20A
  • 1メインフレームに最大8チャンネル搭載可能
  • プログラム可能なLED動作抵抗(Rd)とLEDリップル電流の内部抵抗 (Rr)
  • PWM調光試験可能 (63110A only)
  • 保護機能 : OCP/OPP/OTP/OVP
  • 16bit分解能による高精度の電圧/電流測定

 (63110A(100W)~63115A(300W) )


LEDドライバはLEDの光源となるエネルギーを供給するもので、LEDの恒常電流源として設計されております。LEDドライバの特長は一般的なスイッチング電源とは異なりますが、構造は非常に類似しています。LEDドライバを評価するためには実物LED、抵抗器、CR/CVモード付電子負荷などを用いて動作確認を行うことはできても、試験条件を満たすことが困難な場合があります。クロマは6310Aシリーズをベースに、LEDドライバ用の試験が可能な63110A/63113A/63115Aを準備しました。

下図のLED曲線は、LEDの起動電圧と抵抗値の関係を現したものです。


▲ LED V-I Characteristics

 

 

抵抗器でLEDドライバを評価する場合、ブルーの線のように電圧と電流の関係が直線になるため、LEDの特性を十分生かすことができません。CR/CVモード付直流電子負荷を使う場合、CR、CVモード双方が安定している動作の状態が望ましいので、 LEDのON/OFF試験や明るさを調節する調光試験を行う時にLEDドライバの保護回路により電子負荷の動作が不安定な状態になり、うまく試験を行えない危険性があります。実物LEDを負荷に使う場合、長期使用による劣化問題や多種のLEDドライバの試験を行うには多大な工数がかかります。

63110A/63113A/63115AのLEDモード動作を使えば、上記問題はすべて解決し、効率的かつ簡単にLEDドライバの試験を行うことができます。

その他、LEDドライバの研究開発、品質検査、生産などのアプリケーションに使用できるよう、63110A/63113A/63115Aと交流電源と直流電源、デジタルマルチメータなどの高性能なハードウェアを専用ソフトウェアで制御できる8491 LEDドライバ自動試験システムも準備しています。

 


 

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