
V-by-One信号インターフェースは、大型・高画質・高解像度・高色深度のパネルに広く利用されており、従来の信号インターフェースと比較して信号線の本数を削減でき、コスト削減や軽量化に寄与します。同時に、高速化された信号伝送によって生じる伝送ケーブル間の遅延差問題を解決し、高速かつ長距離伝送を実現します。A291802信号モジュールはV-by-One HS V1.4規格に準拠し、4 / 8 / 16レーン出力をサポート、最大3.75 Gbps/レーンの伝送速度に対応します。さらに、最大64レーン構成(A291802モジュール4台並列)による同時出力が可能で、8K UHD(Ultra High Definition)映像出力に対応します。Chroma 2918本体と組み合わせることで、最大8K(8192 × 4320)@120Hzの解像度テストが可能となり、ユーザーに多様で柔軟な構成が可能な検査ソリューションを提供します。

A291802は色深度として 6 / 8 / 10/12 ビットをサポートしており、テスト用にどれかの色深度を選択できます。例えば、色深度 10 ビットでは各原色が 1024 階調(210)に分割され、約 10.7 億色(210 R × 210 G × 210 B)を表現することができます。これにより、ユーザーは必要に応じて検査アプリケーションを自由にカスタマイズできます。
*12ビットの色深度アプリケーションでは、適切な出力と表示を確保するために、ICONパターン編集機能と5バイトモード(タイミング)を使用お願いします。


液晶パネルの表示品質検査において、A291802はV-by-One HS V1.4規格に準拠し、3バイト、4バイト、5バイトの3種類のパケットフォーマット(Packet Type)を提供します。ユーザーは被試験パネルが必要とするパケットフォーマットに応じて、A291802から対応するフォーマット信号を出力するよう設定でき、それにより表示パネルが正しく点灯するかどうかを迅速に確認することができます。
A291802はさまざまな表示画面構成(Data Mapping)に対応するため、複数のV-by-One信号モードをサポートし、分割・配置・組み合わせを行い、8 / 16 / 32 / 64レーンに対応します。これにより、各種パネルのData Mapping仕様に対応します。

信号伝送のマージンテストにおいて、A291802は32段階のプリエンファシス(Pre-Emphasis)設定(0 / 0.22 / 0.45 / 0.68 / 0.92 / 1.16 / 1.41 / 1.67 / 1.94 / 2.21 / 2.50 / 2.79 / 3.10 / 3.41 / 3.74 / 4.08 / 4.44 / 4.81 / 5.19 / 5.60 / 6.02 / 6.47 / 6.94 / 7.43 / 7.96 / 8.52 / 9.12 / 9.76 / 10.46 / 11.21 / 12.04 / 12.96 dB)をサポートしています。これにより、標準信号からオフセットした信号を出力し、被試験体の限界性能に関する総合マージンテストを実施することができます。


A291802は16段階のスイングレベル(Swing Level)設定(253 / 316 / 377 / 439 / 499 / 561 / 621 / 682 / 743 / 799 / 857 / 909 / 959 / 1002 / 1043 / 1074 mV)をサポートしています。信号伝送の限界テストにおいて、標準信号から意図的にオフセットした信号を出力することで、被試験体の限界性能に関する総合マージンテストを実施できます。
SSC(Spread Spectrum Clocking)スプレッドスペクトラムクロック信号は、装置自体が発生する電磁干渉(EMI: Electromagnetic Interference)を低減するために用いられます。信号を同一周波数に集中させず分散させたり、クロックエッジ効果を変化させることでピーク放射電力を抑え、装置間の相互干渉を減少させます。A291802はセンタースプレッド(Center Spread)方式のSSC設定モードを内蔵しており、変調周波数30,000 Hz±0.5%範囲での周波数拡散を行います。SSCはオン/オフが可能です。


A291802は温度検知機能(Temperature Sensing)を備えており、モジュールの温度変化を監視して制御ユニットにフィードバックします。内部温度が上昇するとファンの回転速度を上げ、逆に低下すると速度を下げます。この監視方式により、ファンの風量を自動的に調節し、作業環境の騒音を低減すると同時に装置の最適な動作温度を維持し、機器の寿命を延ばすことができます。
電源、信号、制御ピンをそれぞれ独立して起動することができ、タイミング編集の最小単位は1msです。ユーザーは電源、信号、制御ピンの出力におけるリード/ラグのタイミングを自由に設定でき、シャットダウン時のタイミングもユーザーの要求に応じて設定可能です。


静電気放電(ESD, Electrical Static Discharge)は電子製品にとって解決すべき重要な課題です。通常動作している電子製品でも、ESDの影響を受けると不安定な現象が発生したり、機能不良や破損につながることがあります。集積回路が製造過程でESDにより損傷するのを防ぐために、A291802はIEC/EN 61000-4-2静電気保護規格(15kV Air / 8kV Contact Discharge)に準拠しています。さらに、ESD保護回路を内蔵しており、ESD衝撃に対し内部回路を完全に保護します
次世代パネルの可変リフレッシュレート技術において、A291802は高速リフレッシュレート機能の利点を活かし、連続的に画像の更新が行われる状況で被試験製品の機能が正常かどうかを検証することができます。4種類の検査モード(Saw、Ramp、Square、Arbitrary)を搭載しており、標準モード(Saw / Ramp / Square Mode)では1〜50ステップと1〜600秒の時間間隔を設定し、リフレッシュレートを自由に調整できます。さらに、任意モード(Arbitrary Mode)では最大5つの周期(Period)を同時に設定・切り替え可能で、パネルリフレッシュレートのテスト機能を完全にカバーします。(オプション)

▲ SAW

▲ Ramp

▲ Square

▲ Arbitrary
日本ITE協会(The Institute of Image Information and Television Engineers)の認可を受け、多様な8K高解像度・広色域テストパターンを提供することができます。(オプション)



本機の応用範囲:パネルメーカー、ドライバIC設計、修理センター、PCB基板テスト、自動化検査装置メーカー、ICエージングテスト、デモンストレーション、製品検証など。

Panel Manufacturer

Driver IC Design

Repair Center

PCB Substrate Testing

Automatic Testing
Equipment Manufacturer

IC Reliability Testing

Demonstration

Product Verification

